大いなる眠り by レイモンド・チャンドラー

新訳:by 村上春樹  (2012/12 初版)

チャンドラーを読んだことがありませんでした。
なので
初めてのフィリップ・マーロウとの出会いです。

「ミステリ」 「私立探偵」 「ハードボイルド」

おいおい、
ミステリを読むなら、創元推理文庫だろ。(双葉十三郎訳)
という気持ちもあったのですが。。
村上春樹さんの新訳がでていたので こっちにしちゃった。
(ハルキさん、こんな仕事もしているんですね)



この本の感想は 書きません。(書けません)
訳者のあと書きを読んだら、私の感じたことがそのまま
チャンドラーの作風だと…断言されていた。w


ほー、ほー、そうなのかい。
チャンドラー作品は、プロットが分かりにくいのかぁ。
「それでも、他の部分の魅力が絶大なのでまったく問題はない」
とハルキさんが言い切っています。(私も納得)

そうそう。 そうなんです。
初対面から
フィリップ・マーロウは魅力的。


ひとことだけ書くと、
チャンドラーはアメリカ人で、舞台はロサンジェルスなのに
作品全体を通して、古典的イギリス ミステリ文学の香りを感じてしまった。
やはりチャンドラーも英ミステリに学んでいるんでしょうか。


次は、「さよなら、愛しい人」
順番に、フィリップ・マーロウシリーズを読んでいきます。