キリンのリーダーシップに乾杯!−−−麒麟ビールを飲もう!

キリンビールが自主的にCO2排出権取引制度に参加するという。(18日、日経)いちばんに手を上げたキリンの企業姿勢に エールを送りたい。
この制度で、CO2排出量が劇的に減ることが約束されるわけではない。 だが、今まで野放し状態だった目に見えぬ(大気の)環境破壊を、初めて数値の目標をかかげて、モニターし、コントロールしていく為に不可欠な制度であろう。始めるなら、早い方がいいに決まっている。
地球規模の環境破壊が危機感を持って問題視される今、日本は京都議定書で掲げたCO2排出量の軽減目標を達成できそうもない。民間の努力も大切だが、企業が関わらなければ大きな数値は動かない。 日本の企業はテレビCMなどに大金を投じて、自社の高感度を売りこむことには熱心だが、節エネルギー、廃棄物(ゴミ)軽減、環境緑化などには実際、消極的である。そんな中で、キリンが動き出した意味は大きい。
オリンピックで日本人選手が健闘しているが、いちばん初めに金メダルをとって日本中を湧かせた、谷亮子の金メダルは印象に強いものがある。結果はまだ見えないが、キリンビールの動きが、谷の金メダルのように、他の企業が次々とこの制度に参加し、環境と供に生きる残る企業の形を創造していく原動力になって欲しい。そんな未来に期待したい。
とりあえず麒麟ビールをたくさん飲ーもうっと! (爆)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040818AT1D1800G18082004.html