ぶたぶた ★★★

ぶたぶた (矢崎存美 著)1998/08 
読みました。 漫画のような、冗談のような短編が、いくつか合わさってます。 深くなくてさらっと読めるのはいいんだけれど、何が面白いのか 初めはまったく分からないんですよ。 だって、ぶたのぬいぐるみが車の運転手だったり、フレンチのシェフだったり、子供のお守りをしたり…。 ほのぼのとした感じでまとまっているいい短編なんですけど。 読みすすめて行くうちにだんだんと ぶたぶたが出てくるという違和感に馴らされてくるのがマジックです。 で、信じられないことだけれども、そのぶたのぬいぐるみネタで、ずーっと引っ張るんです、この本。 マジ?って感じなんですが。で、最後の1篇を読み終わった後、なんか、良いんです。 良かったな、この本教えてもらって、という気分になります。 納得できる本にちゃんとなってました。(たぶんね。) 女性向けのソフトな本です。

で、聞きたいんですが、ぶたぶたのシリーズって、他にもあるけれど、みんなこんな感じなんでしょうか。 ほのぼの系の話なんでしょうかね。
それから、「1日1作」 を守って読まなかったんですが、これはルール違反なんでしょーか。
http://phage.at.webry.info/200408/article_14.html