のだめカンタービレ

あんまりテレビを見ないので、テレビドラマなんて全然知らないわたしが、ドラマにはまっております。 ひとつは昨年度フジテレビで放映された、のだめカンタービレ。(なぜか今頃になって…) DVDで 6話までまとめて見て、その魅力にずっぽり。 ドラマとして面白い。キャラクターが魅力的。使われている音楽がいい。 学生が真剣に音楽と関わっていく姿が新鮮。 原作の漫画に忠実に再現しようとしている努力が細部に感じられて、好感が持てます。 作品に対する 製作者の猛烈な愛情が 画面のこちら側にまで伝わってくる好感度の高いドラマです。


個性的なキャラクターと、そのキャスティングについては、語るまでもなく大成功していると思いました。 シュトレーゼマンも含めて。(笑) 今まで、ドラマの中にギャグ要素があるドラマは馬鹿馬鹿しくて白けてしまって楽しめたことはなかったのですが、のだめに限っては、違和感を感じませんでした。 というか、ドラマを見終わった後に心に残るのは、圧倒的な「音楽に対する情熱」と「音楽のすばらしさ」なのです。 のだめのかわいさや各キャラクターの個性も印象に残るんだけど、それもすべて音楽でつながっている熱い部分…。


そしてドラマに流れる、クラシックの名曲こそが、このドラマの主人公であるかのように、演奏シーンがクライマックスになるように書かれた巧みなストーリー展開。 音楽でも芸術でもスポーツでも、本当に人の心を打つperformance に人が出会う瞬間に人生が変わることがある。 そういう感動が自分の人生にもあると信じられる。 そんな素敵なドラマです。


お正月のスペシャルが今からとても楽しみです。