東京夢舞いマラソン・ボランティア参加

清水川橋公園のエイド

夢舞いのボランティアに行ってきました!
天気にも恵まれ、朝起きたときから、「今日はいい1日になるなぁ」という予感。 ゆっくり起きて、身支度を整えて、スタッフの方と落ち合う集合場所へ。
下落合駅改札前で I さんの掲示板仲間の T さんとお会いしました。 すでにオフ会気分(うきうき)。 T さんは夢舞いにランナーとして申し込んでいらしたので、朝、第1区を走ってこられたとのこと!! いや〜、寝坊の私には思いつかないような、夢舞いの楽しみ方をなさっていらっしゃいます。

私のお手伝いした持ち場は、37キロ地点の清水川橋公園のエイドでのお手伝いと、その先の踏切の前後の、入り組んだ走路の誘導でした。 踏み切り前後は私道も含まれて、通ってはいけない道もあって、迷路のような?部分でもあります。 6人のスタッフが曲がる角に立って、ランナーを誘導します。

清水川橋公園は最終エイド。 トップランナーと最終走者の時間差が最も長くなるエイドなので、拘束時間は長くなります。 水、スポーツドリンク、飴、チョコ、梅干など、大会関係者と Uランニングクラブの方が心をこめて準備してくださったものがあります。 テキパキと指示を出して、場を仕切ってらっしゃる女性が 「後から来るランナー程、手厚く歓迎して暖かい声援で送り出すようにしましょう」と声をかけています。 この言葉に、市民ランナーの手による市民マラソンの極意が凝縮されているような気がしました。 ちょっと嬉しい感じです。

Uランニングクラブの方々は、仲が良いのは勿論、結束力も強く、ニックネームで声をかけながら、みなさん、ほとんど無駄がないように動いていらして、とても感心しました。 やっぱり仲間ってすごいなぁ。

エイドで重要なのは、ただ、ドリンクを用意することではありません。 いかに気持ちよくランナーを迎えて、元気にエイドから出発してもらえるか。 笑顔です。 それから声をかけてランナーと対話をする。 わたしも皆さんの真似をして、段々なれてきました。 意識しなくても笑顔になっている自分がいるのに驚きです。

その他のエイドの重要な仕事は、一般の歩行者や自転車の誘導。 なにしろ、夢舞いは歩道を自主的に走るマラソンなので、細い歩道を走ります。 どうしても歩行者の邪魔になってしまうことがあります。 特にエイド周辺ではランナーガ立ち止まったりするので、特に自転車などが 通り抜けしずらくなったりするのです。 ですが、Uランニングクラブの男性の方がここで大活躍。 やさしく落ち着いて誘導していらっしゃいました。

走路誘導は、1時間半交替で変わることになりました。 1班、2班、3班。 私は第2班。 道の曲がり角にスタッフが立って、ランナーを導きます。 矢印があっても、絶対に間違えてしまいそうな、迂回迷路のような部分に6人のスタッフが立ちます。 その中の1人をやらせていただきました。 私が立った時間はいちばんたくさんのランナーが第8区を走り抜けたのではないかと思える時間帯でした。 速いランナーが行ってしまった後の中堅どころランナー達です。 まだ余裕のある方から、バテバテの方、片足を引きずっている方、歩いている方まで 37キロ地点だけあって、様々なランナーがそれ相応の疲労と闘っている場所であります。 「この最後の5kmがマラソンなんだよ。 楽しんでね」 Uランニングクラブの方がそんな風に声をかけてらっしゃったのが、印象に残りました。 最後の苦しい5kmを楽しむ? 他の大会ではあまり当てはまらないかもしれませんが、夢舞いはそれができる! そんな気がしたのも事実です。

そして、誘導しながら、様々なレベルのランナーが参加して楽しめる大会ってすばらしいなぁ、と思いました。 記録にこだわるのではなく、楽しんで走る。 ランナーの皆さんが本当にいい顔をしていらっしゃるのです。 朝方に第1区におられた方が、レースの終盤のランナーはいい顔をしているなあ、と感慨深げに仰っていましたが、自分も同感でした。 辛そうな方も、まだ余裕がありそうな方も、外国人のランナーも。みなさん共通して、とってもいい顔。 そして、ゴールを目指すランナー達にたくさん会えたおかげで、とても元気を貰った気がしました。