辛い雨の日

『 I さんが、12日の朝4時半に永眠されました。』
昨日の 朝7時にメールが入った。 I さんはスキー仲間。
最近、自分の周りでは悲しいニュースが続いている。気持ちが、重くなった。
・・・(中略)・・・
お通夜、告別式は札幌で行なわれるので、私は最後のお別れを言いに行くのを諦めた。3人のクラブの代表に気持ちを託する。

人が死ぬ。友達と別れる。日常にある話。 自分の周りだけで起きているわけではない。
でもこの日常にだけは どうしても慣れることができない。
この悲しさ、悔しさをどうにもこうにも処理することができないんだ。

私たちには何ができるのか?
人の為に、友人の為に何かできるということが本当に世の中にあるのだろうか?
こんな時に考えてしまう、そういうテーマ。
残された自分達はどう生きるべきか?
I さんが私たちに残してくれたモノは何なのか?

雨で、走りにいけなかった今日。
ラソンを走っているわけでもないのに、一日中 哲学してしまったよ。
掃除しながら…、ラーメン食べながら…、雨の中 買い物しながら…。
あー、私たちは本当に小さい。悲しいほど無力で情けない。 こんな時に強くなりたい、と思う。 そんな感傷にも似た哲学をぐるぐるさせながら、いつも笑顔で楽しかった I さんのことを思い出していた。 最高に楽しいスキー仲間だった I さん。
ありがとう。
みんな嬉しかったです。貴方に会えて。 貴方とスキーができて。

貴方がいた時間は 心の宝物です。 忘れません。
本当にありがとう。