鞆の浦埋め立て差し止め

http://eco.nikkei.co.jp/news/today/article.aspx?id=NN003Y132%2001102009 
司法から日本が変わろうとしている。
広島地裁が「歴史的景観に価値を認める」革新的な判決を下した。この広島地裁の判断を支持すると供に、利便性追求よりも景観・環境保全に自ら動いた広島地元住民の価値感とその行動力をここに賞賛したい。
県や市はこの判決を不服としているが、いかに政府が、実際に住民の望まない公共事業に先走っているか、1つのよい例だと思う。
環境保全、固有文化保護の意識は、日本は先進ヨーロッパ諸国に100年遅れている。自国の良さを国民に教える教育が全くない国は日本だけだと文部科学省にもはやく気付いて欲しい。そし私たち大人がしっかり意識を高く持ち、子供たちに、正しい価値観−便利なことだけが価値があるのではなく、土地の豊かさは自然環境に大きく依存するものであり、環境の中で人間が生かされているのだ ということを教えていくことも必要だ。
八ツ場ダムの建設中止が、どういう措置と供に遂行されるのか目が離せないところだが、広島の鞆の浦埋め立て差し止めの同行もこれから見守って行きたい。



鞆の浦 埋め立て訴訟 ポニョの風景「守られた」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091001-00000102-san-soci
◆毎日 クローズアップ2009: 公共事業、あり方転機
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20091002ddn003010033000c.html
◆日経 社説「景観損ねる公共事業にはノー」
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20091001AS1K0100301102009.html 
◆読売 ニュース 広島地裁判決
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/news/20091001-OYT8T00697.htm?from=yoltop