ヒロシマ65

戦後65年。広島での式典のニュースを見ながら、秋葉市長の足跡に改めて頭が下がる思いがした。広島は、国の中央に頼らず、世界へ直接平和を働き掛けてきた。ずっと変わらず一貫して注がれる情熱は、被災地だからということもあるが、やはりこの人がいなければ違っていたのでは思ってしまう。今まで地道に続けてきた様々な活動の成果がオバマ氏にも届き、今日につながったのは間違いない。

プロ野球選手の張本勲が最近になって自分も被爆者だということを明らかにした。現役時代は、被爆者への偏見があることへの配慮と、マイナス・イメージに取られる恐れからもメディアに話したことはなかった。しかし、これからは被爆の恐ろしさを語り、非核への実現に力を貸していきたいと力強くコメントしていた。
張さんが使った「偏見」という言葉がちょっぴり心に痛かった。



被爆65年式典中国新聞


ヒロシマ65年 今こそ核廃絶の決意を(社説-中国新聞

平和宣言(PDFファイル) - 広島市役所(8月6日)