合同練習

今日は、きりん・あんにんの合同練習日であった。 久しぶり。
あんにん宅前で、待っていると 「ごめん。待たせたね。いこか」 と寝ぼけ顔の彼女が スグに走り出そうとする…(おいおい、またかい? あのさー)
   「ねえ。ストレッチくらいしたら?」  (と、きりん)
   「あっ、うん。… じゃ、する。」     (ふりむいて、あんにん)
黙々と ひざの屈伸などをゆっくり始める。 この人は、レース前のアップもしないが、練習前のストレッチもしないようだ。(笑) それで故障は殆んどしないんだから、足が強いんだろう。 まったく羨ましい。

最近、メールもあまりしていなかった。 調子がいいのか悪いのか。
   「調子どう?」 (きりん)
   「うん。ふつう」 (あんにん)
   「今日、けっこう疲れててさ、超〜ゆっくりしか走れないと思うんだけど、いい?」
   「いいよ〜。 私も最近ゆっくりしか走ってないんだよお」


走りながらの姉とのお喋りが、合同練習 である。 2つのことを一緒にやるので、効率的な時間の使い方でもある。 (注: あんにんはタイム・マネジメントに目覚めている)

今日のコースは、「 走って皇居まで1 」。 家から皇居まで走る。皇居を1周する。皇居から家まで走って帰る。たぶん 20キロくらい だと思うんだよね。 ちょうどいい感じ。


お互い仕事もあるし、ゆっくり話す時間なんて作りにくい。 杏仁家に遊びに行っても、子供に捕まって遊んでしまうので、話ができないことが多い。(それで いいんだけどね) でも、この春 レベルアップした彼女のシーズン、荒川や岩手銀河の話を もっと聞きたかった。 会って聞きたいと思っていた。 だから、走って皇居まで練習は、running というよりも、talking なのだ。


どう工夫して、走る時間を作っていたか。 どんな葛藤と闘っていたか。 今年の荒川。 岩手を走った後の 心境の変化。 今後のレースどうする? そんな姉の話を、走りながら聞いていた。 私は、山中湖とゆめのしま24H の最高に楽しかった〜話なんかをして。 それから スキーから かすみがうらまでの 苦しかった話もした。 走るのって 好きでやっているのにどうして時々苦しんだろうね。 好きなこと 始めただけなのに、どうして追い込まれちゃうみたいに なっちゃうんだろうね。 そんな話もちょこっとした。

3時間のお喋り。 あんにん曰く、24キロくらい走った。
   「体脂肪 100g くらい燃えたかな〜」  (きりん@ダイエッター)
   「・・・(笑いをかみ殺している)・・・」   (あんにん@痩身)


わたしは、あんにんが好きだ。 仲良くないし、趣味も違うし、お互いに優しくもないけど。(笑) 子供時代を振り返っても、毎日ケンカして、意地悪して育った気がする。 けど、私はあの頃から 姉が大嫌いで、でも ずっと大好きだったんだと思う。 成人してからは 私が田舎町に住んでた10年間、連絡も殆んどせず、まったく違った物を見て 違った環境に影響されて 共感できる部分も殆んどない他人に成長?したけど。 やっぱり 貴女が 私の人生に いてくれて良かったです。 そう思う機会が 最近 何度もありました。

真面目な君が これから歩いていく道と、不真面目な自分が 迷っていく道は 平行じゃないけど、これからも どうぞ よろしくね。 Running に関しては、せっかく 今すごく楽しい!んだからさ、お互い 自分を追い込んだり、煮詰まったりしないで 楽しく付き合っていけるようになろうよ。 ま、不器用なところはお互いさまってことで。 応援してまっせー! それでさ、こーすけが も少し大きくなったら、レース遠征しまひょ〜。

でさ、その時は どこへ行こう?