ダ・ヴィンチ・コード

今ごろ読みました。
はい、世の中からすっかり遅れています。映画も見ようと思います。
この手の謎解き、歴史、キリスト教が背景の本ってなんとなく苦手…でありまして、流行にも逆らっていたのですが、一気に読んじゃいました。 宗教的に興味ない人でも、謎解きミステリ・エンタテイメントとしても読めます。 この作家って前に何書いていたっけ?と思ったら、新人だったんですね。2作目でここまで書けるとは、スゴイ筆力。(関係ないけど、私にも「最後の晩餐」の使従ヨハネは女性に見えます)
しかし、学校の先生が転身して作家っになる。って前にも聞いたことがあります。 「朗読者」を書いたのはドイツ人の数学教師でしたっけ? 教育者って、時間があるのでしょうか。 それとも、人の人生に関わる職業だからでしょうか? なんだか、自分が考られる限界を超えるスケールの話をたたきつけられる大ショック。これが、読書の醍醐味なんですけど。 しかし、現実の資料に基づいて書いているというこの重いキリスト教の秘密結社や謎…10年前の私には重すぎて読めなかったかもしれません。 きりんもすっかり歳をとりました。(ふ)
子供の頃から、絵を見るのが好きだったくせに、西洋絵画を貫く、富と繁栄、権力と欺瞞、ワンパターンの宗教絵画に、芸術の価値観に疑いを持って、しばらく絵画から遠ざかっていました。 でも、週末は、バーゲンに行くのはやめて、久しぶりに美術展にでも行こうかな。 その後、ボーっとするのもいいかもしれない。
そんな 地球の昼下がり。