ランニング日誌のつけ方
ランニングの記録をつけている人は多いと思うけれど、走行距離しかつけていない人も多いのではないでしょうか。 例えば、こんな感じ?
5/13 | 5 K |
5/14 | 5 K |
5/15 | |
5/16 | 5 K |
5/17 | 8 K |
5/18 | |
5/19 | 10 K |
何のためにランニング日誌をつけていますか? 自己満足の為。自分の記録として何か残したいから? 読書記録みたいなものなのでしょうか。 以下、鈴木先生 推奨のサンプル日誌。
練習日誌の例
8月26日(木) 天気 雨 気温22度 起床時心拍 60 起床時体重 54 kg |
トレーニング内容 アップ 4 km ジョグ 20 km ペース走 (23.40 - 23.48 - 23.32 - 23.15/5km) ダウン 2 km ジョグ 補強 (腹筋・背筋 30回×2) ストレッチング 走行距離( 26 ) km |
メモ 雨の中、呼吸が楽で気持ちよく走れた。 後半、自然にペースが上がっていった。 |
レース日誌の例
8月29日(日) 天気 曇り 気温20度 起床時心拍 58 起床時体重 53 kg |
大会名 北海道マラソン |
種目 フルマラソン |
記録 3時間 08分 46秒 154位 |
内容 ( 22.50 - 22.38 - 22.17 - 22.20 - 22.46 - 22.58 - 23.24 - 23.50 - 10.34 ) 中盤調子に乗りすぎて、終盤失速してしまった。反省! |
鈴木先生いわく、ランニング日誌は、書き始めてからスグには役に立たないもの。1シーズン、2シーズンとランニングを重ねていくうちに、去年はどんな練習をしてたっけ? 自己ベストを出した時の練習と調整はどんなだったっけ? 今年は去年より仕上がりはいいのか、悪いのか? そんな風に、自分の過去のデータと見比べながら、練習計画を修正していくことが可能になります。 人は同じパターンを繰り返す傾向があるそうです。たとえば故障や怪我。 調子のいい時期、調子が上がらない時期。 そんな繰り返しがきっとある。 長く練習日誌をつけていると、どんな練習を続けたあとに怪我を起こしやすいとか、どんな練習のあとに調子が落ちたとか、客観的に自分の運動適応能力とトレーニング内容を見直すことができます。 ですから日誌が、役に立ってくるのは来シーズン以降ということになります。 しかし、なかなか侮れないマラソンという競技、未来の自分の成功の為に練習日誌をつけましょう!