ランニング日誌のつけ方

ランニングの記録をつけている人は多いと思うけれど、走行距離しかつけていない人も多いのではないでしょうか。 例えば、こんな感じ?

5/135 K
5/145 K
5/15 
5/165 K
5/178 K
5/18 
5/1910 K

何のためにランニング日誌をつけていますか? 自己満足の為。自分の記録として何か残したいから? 読書記録みたいなものなのでしょうか。 以下、鈴木先生 推奨のサンプル日誌。

練習日誌の例

8月26日(木)  天気 雨   気温22度   起床時心拍 60   起床時体重 54 kg 
レーニング内容
アップ 4 km ジョグ
20 km ペース走 (23.40 - 23.48 - 23.32 - 23.15/5km)
ダウン 2 km ジョグ
補強 (腹筋・背筋 30回×2) ストレッチング          走行距離( 26 ) km
メモ
雨の中、呼吸が楽で気持ちよく走れた。 後半、自然にペースが上がっていった。

レース日誌の例

8月29日(日)  天気 曇り   気温20度   起床時心拍 58   起床時体重 53 kg 
大会名  北海道マラソン
種目 フルマラソン
記録  3時間 08分 46秒    154位
内容
 ( 22.50 - 22.38 - 22.17 - 22.20 - 22.46 - 22.58 - 23.24 - 23.50 - 10.34 )
中盤調子に乗りすぎて、終盤失速してしまった。反省!

鈴木先生いわく、ランニング日誌は、書き始めてからスグには役に立たないもの。1シーズン、2シーズンとランニングを重ねていくうちに、去年はどんな練習をしてたっけ? 自己ベストを出した時の練習と調整はどんなだったっけ? 今年は去年より仕上がりはいいのか、悪いのか? そんな風に、自分の過去のデータと見比べながら、練習計画を修正していくことが可能になります。 人は同じパターンを繰り返す傾向があるそうです。たとえば故障や怪我。 調子のいい時期、調子が上がらない時期。 そんな繰り返しがきっとある。 長く練習日誌をつけていると、どんな練習を続けたあとに怪我を起こしやすいとか、どんな練習のあとに調子が落ちたとか、客観的に自分の運動適応能力とトレーニング内容を見直すことができます。 ですから日誌が、役に立ってくるのは来シーズン以降ということになります。 しかし、なかなか侮れないマラソンという競技、未来の自分の成功の為に練習日誌をつけましょう!