貴重な時間

朝起きたとき、夢を覚えていることがあります。 しかもはっきりと。 それが、なかなかいい夢だったり、「これは使える!」なんてアイデアがあったりします。 でも 覚えておこうと反芻したりしても、いつも5分くらいで忘れてしまいます。


走っている時にも(時々ですが) いい考えが思い浮かぶことがあります。 仕事に関することだったりもしますが、覚えておこうとしても、これもなんだか忘れてしまいます。 どうしてでしょう。 それでもそれがとっても重要なことだったら、スグに家に帰って対処したり、メモしたりすれば良いのに、そこまではしないんだから重要なことではないのかも・・・。 でも、とってもいいこと思いつくんですよ。 それが走っている時だけに浮かぶコトなんだと思うんです。


George Sheehan が、「私は走らないと書けない」 と、エッセイに書いていたのを覚えているのですが、かれは走っている時のアイデアを覚えていて、それを書いていたのかしら。 それとも走ることでストレスが発散できたり、いい気分転換になって、書くという作業に勤しめたということでしょうか。 そんなことを考えたりしました。 走っている時間は、自分との対話をしているみたいになったりしますね。 そういう独特の時間は、日常の中で希少な、でも 貴重な時間のような気がします。